内需回復の秘訣は、償却資産の短縮。
なかなか景気が回復しない理由のひとつとして、内需が思うよ
うに拡大しない・・・ということですが、今の政府のほうから
も具体策がさっぱり挙ってきません。
いろいろな規制を撤廃することが一番ですが、私は敢えて、
固定(償却)資産の期間を短縮すること。と考えています。
償却資産とは、工場、商店、貸家などを経営する会社や個人が所
有したり、その事業に使用できる構築物・機械・器具・備品等を
いいます。
具体的に減価償却の耐用年数を個別みると、
・車、冷暖房器具 6年
・テレビ、FAX、机、椅子 5年
・パソコン 4年
つまりこれらの期間を少しでも短くして、 “買い替え需要” を
一気に起こせないものか?
例えば海外では、パソコンについては2〜3年というのが相場です。
車についても2年ほど短くしておけば、富裕層を中心に消費が伸び
る可能性が出てくるわけです。
確かに細かいことでいえば紆余曲折的な問題も少し出てきます。
パソコンでいうと、毎年申告で使うソフトを更新して利用してい
く必要があるわけですから、そうそう頻繁に替えることは躊躇し
てしまうかもしれません。
しかしそれ以外の備品は特に問題は無いはずです。
しかし本当にこういった議論が財界や政府から起こっているのか
どうか、、、なかなか国民に知れ渡っていません。
法律を変えるのは弁護士ではありません。 政治家なんです。
ねじれ国会で新たな政策が生まれないのなら、潔く解散を進めて
いって欲しいものです。
これが私のいう “政策より選挙” ということです。
★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者