2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

スペイン 住宅ローン契約数が半減。プロサッカーも運営難

スペイン国家統計局によると、2011年6月の住宅ローン契約数は、 前年同月比42.4%減少して3万2680件だったという。 これで1年以上連続の下落。 また調査開始以来最も低い数値になったという。 同国の不動産バブル後遺症は深刻だ。 またスペイ…

QE3の可能性 9月15日は3年ぶりの大型金融機関破綻か?

今月は米国のデフォルト宣言が回避されたこともあり、市場は束の間 の安心ムードに包まれた。 しかしこのことは、あくまで国家の破綻が建前上避けられたということ であり、必ずしも実態経済が好転することを意味しない。 むしろ緊縮財政の決定で、皮肉にも…

PIIGS+1(!?) 9月はベルギーで147億ユーロの国債償還

来月9月はユーロ諸国にとって最大の正念場を迎えるに違いない。 ECBによるスペイン、イタリア国債の積極購入によって、一時的に落 ち着きを取り戻した様相だが、ここへきて再びギリシャ国債の上昇が 襲ってきている。 長期国債の利回りは7月19日から…

2011民主党代表選挙 1年ごとに交代する日本の首相

菅首相は26日の参院本会議で、特例公債法と再生可能エネルギー特 別措置法が可決・成立したのを受けて、予定通り正式に退陣を表明。 これにより民主党代表選挙は27日に告示し、29日に投開票することを 決定した。 今回の後任選挙は同党から5人立候補…

韓国ウォン 世界の通貨でほぼ全面安 経済破綻危機が深まる

韓国経済の破綻危機が徐々に深まってきている。 7月から8月にかけて、ほぼ全通貨に対して安くなっているのだ。 日本円やユーロといった主要通貨はもちろん、米ドルやポンドに対 しても下落。 さらに他のハードカレンシー国だけでなく、新興国通貨に対して…

ユニバーシアード 男子サッカー なでしこに続け!?

中国の深センで開催されているサッカーのユニバーシアード大会。 男子は先日20日、ロシアに4−1で快勝し、3大会ぶりの決勝戦に 進むことになった。 決勝の相手は英国。 ぜひ、なでしこジャパンに続いてもらいたいものである。 とは言いながら、過去のユ…

円高ドル安 9月は円安介入しても70円台前半まで進む

円が対ドルで、一時的にも戦後最高値を更新した。 具体的な数字については、他の媒体で確認していただければと思うが、 今後1カ月以内には間違いなく、終値においても高値を付けるだろう。 これは不可避だ。 さて某掲示板に書き込まれた内容をみると、やは…

デンマーク 隠れた金融危機国 家計債務は先進国で世界一

北欧4カ国の一角を占めるデンマークがヤバい。 現在は世界中から資金が調達できない事態に陥っているらしいのだ。 同国の存在はこれまでほとんど皆無、というより、無視されてきたとい う表現が正しいかもしれない。 しかし金融危機前までの不動産バブルの…

米国債 6月の各国発行残高 日本、ブラジル、香港などが減少

米財務省が17日、6月の世界各国による発行額を発表した。 中国が前月5月より57億ドルも増加させた一方、保有額2位の日本が 14億ドル売却した。 日本と同様、今回保有額を減らした国は上位から順に、ブラジル、香港、 ロシア、カナダ、インド、韓国…

米国(アメリカ) フードスタンプ受給者が4700万人に到達

何というか・・・ とにかく早い。 今年6月に全米の貧困者向け食糧補助制度 「フードスタンプ」 の受給者が 4500万人に到達したばかりだというのに、その後約2か月足らずで一気 に200万人も増加してしまったのである。 とにかく私が想像する以上に、…

食糧自給率39% 円高で過去最低水準 日本は恵まれすぎだ。

こんにちは、残暑お見舞い申し上げます。 お盆休みはいかがお過ごしでしょうか? 帰省中、新聞記事で気になった報道が出ていましたので、私なりの意見を書い ておこうと思います。 (いつもそうなのですが...) 農林水産省は先日、2010年の食料自給率が前…

8月11日は米国の国債償還日 株の大幅下落と円安介入再び!

円高の流れが本格化してきた。 対ドルについては、政府・日銀による円安介入や米国債購入がコソコソ行わ れているので、一進一退の動きである。 しかしその一方で、カナダ・ドル、豪ドル、ニュージランド・ドルの下落が著し い。 対円では先週末から4〜5円…

ECBが5年物イタリア国債を購入 中期国債の利回りは急低下

ECBが金融市場の負の連鎖を止めるため、イタリアやスペイン国債の買い 入れに乗り出した。 これは週明けの市場が始まる前の協調行動を確認したことを受けた措置。 これが功を奏して、両国債の利回りは急低下した。 先日のブログにも投稿したが、イタリア…

米銀の破綻 今年63行 緊縮財政で量的緩和策がなくなる

米連邦預金保険公社(FDIC)によると、5日にワシントン州とイリノイ州に ある地銀2行を閉鎖されたという。 これで今年の米銀破綻は63行になった。 米経済を建前上、もう一度立て直すためには身近な存在として量的緩和 が思い浮かぶが、デフォルト宣言…

日銀の大規模円売り介入 主な目的は、円高阻止ではない(!?)

政府・日銀が4日に踏み切った、円売り・ドル買いの単独介入について、 介入金額が4兆5000億円規模であったことが、日銀が営業日ごとに公 表している 「当座預金増減と金融調節」 からの推計で分かったという。 せっかくの巨額介入でも、結果的に思った…

イタリアが債務不履行危機 8・9月の国債償還額は莫大

日銀が東日本大震災以来の円売り介入を実施した。 3日には東京市場で初めて1ドル76円台を突破し、その後の海外市場で も戦後最高値に迫る水準で維持していた。 4日に円売り・ドル買い介入を実施した後、円は一時的に80円台まで戻 した。 対ユーロでも…

特許侵害大国 韓国 所詮サムスンも低税率とウォン安で成長

先日こんな報道がオンラインで掲載された。 「 米Apple社と韓国サムスン電子が豪州の連邦裁判所において、同国で サムスンが 「GALAXY Tab 10.1」 の米国版を販売しないことで合意。 引き続き積極的に知的財産の防御と保護に努め、モバイル通信事業での 継続…

円高 偏向報道ばかり なぜ輸出企業の台所事情ばかり注目?

円が対ドルで戦後最高値を更新する勢いで上昇している。 最近の傾向として、オセアニア市場では順調よく円高に向かっているのだ が、東京市場が開かれると一旦下落する。 その後ロンドン市場に移ると、再び急激な円高に傾いているのだ。 対ユーロについても…

中国(購買担当者景気指数)PMI 28ヶ月ぶりの低水準

中国当局が1日に発表した7月の購買担当者指数(PMI)は50.7と、 28カ月ぶりの低水準となり、信用逼迫や世界的な需要の鈍化が中国 の製造業セクターを圧迫していることが示されたという。 同時にHSBCで発表された数値は49.3。 ただこれも速…