北朝鮮ニュース... 経済・外交・軍事・核問題等は、偽報道ばかり。

とにかく忘れてはいけないことだが、北朝鮮は情報工作国家である。
朝鮮総連を含めて、多くのスパイ達を雇っている工作機関を今でも
多く維持しているのだ。


日本の政治家や外交官、そして新聞記者には一部を除いて、こうい
った実感を全くもって持ち合わせていない。
こんな調子だから我々一般国民は、いいように踊らされている。
しかし一部の理解している専門家も、日本のTVや新聞が情報統制
しており、なかなか正直に伝える機会を与えようとしない。
意図的に信頼ある情報を流さないようにしているのである。


北朝鮮が流す情報は、必ず 「悪意」 と 「意図」 が隠されている。
5月2日の夜、北朝鮮金正日総書記の中国訪問が差し迫っている
と、韓国の政府高官が伝え、日本の各メディアもそのままフラッシュ
ニュースで流した。
要人を乗せた北朝鮮からの特別列車が、中朝国境の丹東を通過する
ので、訪問地での外国人宿泊を一時的に禁止するというものらしい。


私が言いたいのは、この情報が結果的に真実であったとしても、
日本に何の影響をもたらすというのか? さっぱり理解できない。
わざわざ日本のTVが全国民に伝える必要性はないだろう。
少しでも有益な情報ならまだしも、悪影響を与えるものでしかない。
日本のマスコミは、そこまでして日本国民をいじめたいのか!


北朝鮮という国は、本当の情報の流出を極端に嫌がる。
情報が流出すると、その情報源を突き止めて担当者を処罰する。
北朝鮮の極秘情報が、韓国や日本の各メディアに簡単に流されるよう
では北朝鮮もおしまいだ。
会談の内容はガセネタ情報で終わる可能性も高い。


北朝鮮は、経済・技術・食糧・資源に至っては極めて小国。
軍事でさえも石油がないので同じことである。
先日のブログで記載した通り。だから戦争はできないのである。
しかし、「みなし外交」 という点では大国と考えてもいい。
経済的に最悪に陥った時には、必ず対話を持ちかけてくる。


2000年に平壌で行われた、故金大中元大統領と金正日の南北
首脳会談では、韓国側から北朝鮮に多額の面会料が支払われ
ていたことが、その後に明らかになった。
 

具体的な金額についての報道は、最終的にブラックホールに吸い
込まれてしまったのだが、一説には3億ドルとも5億ドルともいわ
れているのだ。
このため元大統領に対して、“ノーベル賞を金で買った” と非難さ
れた。


私が強調したいのは、ロクな映像を出さないのに、単に報道だけ
北朝鮮報道を信じてはいけないということだ。
国や専門家以外の人は、馬耳東風のように聞き流しても構わない。
その後誤った情報に向かっても、マスコミ各社は決して謝罪なん
かしない。もちろん訂正なんかもしない。
次から次へとくる真実性に欠ける情報を淡々と伝えるだけである。



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