NHK 大相撲八百長疑惑 横綱白鵬の優勝街道に、数々の疑問点が

モンゴル出身の第69代横綱 白鵬の優勝が止まらない。
2011年の初場所も見事14勝1敗の成績で制覇し、優勝回数も
18回に達した。


また優勝回数だけではなく、自己管理が徹底しているのか、横綱
に昇進後、まだ一度も休場したことがない。
今回の初場所終了時点で、歴代2位となる330回連続出場中を
果たしている。
これは歴代1位の北の湖(653回)に次ぐものである。


ところがこの横綱白鵬、優勝した総回数でみれば立派であるが、
ほぼ毎場所、しかもほとんど全勝か1敗で、この1年間優勝できて
いることが何となく怪しく思えてならない。
日本全国の相撲ファンは、“ 横綱だから勝って当たり前 ” といっ
た思いもあるだろうが、筆者としてはあまりにも話が出来過ぎてい
るようにしか思えないのだ。


今回の場所中、3人目のお子さんが誕生したということもあり、
本人自身めでたい場所になったことだろうが、再び相撲の八百長
疑惑が起りそうな気配なのである。
もちろんすぐではないだろうが、遅かれ早かれまたNHKや協会が
再度狙われそうだ。
引退力士などの内部告発もあり得るかもしれない。


不自然な感じがするのは、白鵬が勝ちすぎることだけではない。
他にも2点ほど考えられる。
まず先場所に引き続き、稀勢の里にだけ敗北を喫している。
最近の取り組みだったら記憶に新しいだろう。
2010年の九州場所では2日目に対戦し、場外に押し出されてし
まった。
そして今回の初場所でも、11日目に同力士に敗れている。
これだけではない。
横綱を賭けた2006年9月場所でも初日でやられている。
苦手意識が今でも続いているのだろうか?


2点目は白鵬自身とは関係ないが、他力士が白鵬の勝ちスタイル
を全く勉強していないか、しようとしない点が不思議だ。
勘のいい人は気付いているかもしれないが、白鵬の決まり手は、
「上手投げ」 や 「下手投げ」 がほとんどである。

寄り切りや押し出しといった決まり手が異常に少ない。
いつも土俵内で相手をゴロンと倒してしまうタイプといっていい。
こういう決まった勝ちスタイルが定着しているのに、今でも対戦す
る力士は同じ技でやられている。
野球やサッカーのように、対戦相手を研究することをしないのか?
いつも土俵内で倒されてしまうのだから、白鵬が仕掛ける前に、
自分が早めにやりかえせばいいではないか?
マチュアではないのに、こういう発想が無いこと自体不思議だ。


ちなみに稀勢の里は、白鵬を押し出しや寄り切りといった、場外に
もっていくスタイルで勝っている。
こういった点からみて、白鵬の贈賄疑惑が持ち上がりそうだ。
逆にいえば、稀勢の里横綱からの金銭授受の申し出を断ってい
ることも十分考えられる。
もちろんこれは立派なことである。


とにかく言葉は悪いが、どうしてもそんな考え方にならざるを得な
い。
去年の春に報道された賭博疑惑どころではないだろう。
こういったことが、相撲の八百長疑惑がなかなか払しょくされない
点だといえる。
過去に起こった暴行事件の隠蔽行為といったことを振り返っても、
相撲の性善説はいつから崩れてしまったというのだろう?
冷静に考えれば考えるほど情けなく思える。



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