米国が起こした金融危機以上の失敗とは。

世界的な金融危機とはいっても、そもそもの発端は海の向こうの
民族(アングロサクソン)が起こしたインチキ証券ビジネスです。


これが自分たちの国より、むしろ欧州や新興国のほうが影響を
強く受けてしまい、呻吟しているのが現状です。


ところがこの金融危機で同様に喘いでいる張本人は米国。
この金融危機をなんと政治的チャンスとして活用しはじめた国が
あります。その国とは、中国です。


財政赤字が急ピッチで拡大している中、米国を少しでも支えてい
くために、米国債の購入を今後も増やしていくというものです。


去年9月に中国は米国債保有残高で、初めて日本を抜き去りました。


一方日本は過去4年間、この米国債を毎年徐々に売却してます。
この2年間の円高にもかかわらず、ドルベースで全く増えておらず、
むしろ減っているのが何よりの証拠です。


日本はオーストラリア以外で安保を結んでいるのが、米国。
その米国自身の友好国としてイギリスも存在しています。
とにかく私が言いたいのは、


「なぜ中国に、自国の債権(米国債)を大量に購入させたのか?」


これではますます中国は米国に対して米国債を人質に、発言や
行動を好き勝手にやらせてしまうわけです。。


この程度の危機管理が、当の国民だけでなく政府にもなかった。
こういった文化や考え方が、今の金融危機全体を引き起こしてし
まったのでしょう。


日本の援助や支えがないと何もアピールできなかった国、米国。


なにせ、“銀行強盗”や“列車強盗”の文化をもつ国ですから。


 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者