1400兆円が全く消費に回らない理由(1)
お金(カネ)があるのに使おうとしない高齢者。
そういう日本の現実が、若者の低賃金を生んでいるといわれます。
家や車、旅行が売れないのはそもそも若者がお金を使わないから。
個人金融資産の内訳を見ると、ナント8割が50歳代以上。
今どきの若者は車もバイクも買わないし、旅行にも行かない。
僅かな金を溜め込んでは、家でケイタイやネットばかりしている。
資産を多く持つ中高年者は、自分たちの子供や孫に対して、
“ 無駄遣いはダメ ” “ 節約をしなさい ” といった家庭教育を
日常的に受けてきたのです。
しかし躾や教育からいえば、強ち悪いことではない。
90年代以降の2度にわたる大不況を世界から援助されることなく
自立で復活できたのも、こういった個人金融資産(貯金や預金)が
他国より群を抜いて多かったからである。
政治家がよく言うように、外国に対して借金がほとんどない。
というのが理由だ。
しかしながら、この金融資産1400兆円はあまりにも多額。。。
預貯金や国債だけでいうと、日本は何と800兆円!
この分野では、あの米国以上の個人金融資産を持っている。
今回の15兆円という赤字国債付きのバラマキをする必要は全く
ない。
預貯金というのは、今日、明日にでも引き出せるものだ。
これを何とか活用しなければ意味がない。景気が回復しない。
なぜ使われないのか・・・?
明日のブログで述べさせていただきます。
★シティアライアンス 代表兼「ヒルザー・ドットコム」運営者