京都の患者発生だけで、テロップを流すな!

やはり日本のメディアにおける新型インフルエンザの報道は、
尋常ではない。
一昨日のブログ投稿から、患者数が2日間で70人以上も増え
たが、以前死者は出ていない。


思えば不思議な感覚が湧いてくる。日本では毎年冬になると、
通常型のインフルエンザが原因で、死者が何人も出ている。
風邪から肺炎などを併発させて死に至るケースがほとんどだ。
しかしながらここまで大きく報道したことはないだろう。


さきほど20時30分頃、TVを見ていると急にテロップが
音と共に流れた。
“ 京都で新型インフルエンザの陽性が確認された ”


考えて欲しい、京都といういち自治体での陽性確認が初めて
とはいっても、すぐお隣の神戸や大阪では流行しているのだ。
京都にインフルエンザが移ることは、不思議でも何でもない。


政府は対策の運用方針の見直しを決めたようだ。
水際作戦として実施していた空港での隔離措置を一旦緩和し、
機内検疫を徐々に中止する方向で再考している。
こういった政府のやり方は賛成だ。よくやっている。


だがメディアの反応はというと、患者数以外の発表でも、ど
んどん過剰になっている。


マスクが飛ぶように売れている。。。
イベントの中止が続出。。。
スポーツ大会開催の是非。。。


最も冷静さを欠いているのは、国内メディアだということを
メディア自身がそろそろ認識した方がいい。



 ★シティアライアンス 代表兼「ヒルザー・ドットコム」運営者