「日本企業は淘汰進むべき」?英誌が論評

英国エコノミストは今回の最新号で、日本企業について、
「さらに淘汰が進むべきだ」とする論評を掲載した。
経営環境が悪化した民間企業を公的資金で支援する動きについても、
「大きな害になるだけ」と批判している。
欧米諸国による金融機関や自動車産業の支援については、「例外的」
とした半面、「日本ではそれがシステムの中心になっている」と論じ
た模様だ。


さらに同誌は、今年の企業倒産件数は西欧で前年比3割増、米国では
4割増が見込まれる一方、日本では同15%増にとどまるとも指摘。。
競争力を失いながら、市場から淘汰されないままでいる企業の増加に
警鐘を鳴らした内容だ。


英国も英国だな。。と感じた。
今回の金融危機で、米国とともに大きく加担してきた張本人たちが、
よくも日本に対しこんな批判ができるものだ。
インチキ不動産証券を購入してこなかった日本に否があるとでもいう
のか? バカバカしい。


そもそも金融機関も製造業も本質的にはイチ企業に変わらない。
自分たちの自動車メーカーが競争力に敗れて全滅したという現実は
どうなんだという思いがする。
とにかく伝統や歴史のあるメディアは、傲慢な報道をよくする。
米国以上に伸吟している英国の葛藤や嫉妬が見え隠れする記事だ。


日本も日本だ。
こういった他国に対する一方的な批判は、世界中に向けて一蹴させる
ような意見を発信してもらいたい。
民主党政権後の開かれたメディア対策に大いに期待している。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者