自民党のマニフェストが遅れてしまう理由

自民党衆院選マニフェストが党内の混乱のあおりで難航している。
当初は今月内の発表を予定していたが、政策を盛り込んだ骨子さえ示
せず、完成版の公表時期も8月3日以降にずれ込む可能性が出てきた。


民主党は自身のマニフェストを今日27日に発表した。
自民党側にますます焦りの感がはっきりしていたのは当然だし、
あとだしジャンケンはもともと確実だった。


考えれば当然だ。
これまで数十年間一貫してきた政策を今回に限って大幅に変更できる
わけがない。
現在野党である民主党は、自民の反対する政策を中心に掲げれば
いいわけだから早いのである。
 
つまり、、、


自民党は相手のマニフェストを一度見て作成しないと、対抗できる
政策が思いつかないからである。
 


これまでの自民党の公約は予算を組み合わせた内容ばかりで、面白み
が全くない。
国民を惹きつけるような魅力ある政策が全く見当たらないのである。
それに対し民主党は、2007年度版を見ても公務員改革や外交政策
について具体的な内容が多い。


霞が関改革・対米外交・メディア戦略といったこと全てが真新しく、
国民に訴えるパワーが広がっているわけです。



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