政権公約を守っていないのは公明党も同じ

消えた年金問題を復活させることは、次期政権下で最も気になる
課題だろう。
総選挙では民主党が政権を獲得する可能性が高いが、自民党政権
代で甘く査定してきた年金を元に戻すのは容易ではない。
他人のせいとはいえ、民主党も頭が痛い問題だ。


その年金問題について、同じ与党の公明党はなかなかの改革案を
出している。その内容は、
最低25年間の掛け金を10年間にするというもの。
10年間の掛け金で最低受給資格を得るということにすれば、十分
今の中高年の人も、お年寄りになってから年金を受け取れる。
諸外国ではカナダとオーストラリアが以前から10年にしている。
とてもありがたい改革案だ。


しかしながら、公約どおりに実現されるかどうかは別問題。
なんとこの公明党案は、既に2年前の参院選挙のマニフェスト
に記載されているのだ。

つまり、一体この2年間でどこまで進んだのだろうか?


公明党自民党と同じ、去年に起こった金融危機対応を引き合い
に出してくるだろう。見苦しい言い訳だ。
5千万件の年金問題金融危機前に起こっていた問題なのだ。


いちど民主党で省庁や霞が関の金庫をチェックしてもらいたい。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者