国民新党のマニフェストは素晴らしいが...

自民党民主党の陰に隠れてしまった感がある国民新党政権公約
先日、その国民新党マニフェストを拝見した。
カラフルで薄い冊子ながら、文字数が少ないという率直な感想があ
ったが、その分わかりやすいものだった。


まず昨今の経済危機に対応した景気対策の中でも、国民にやさしい
政策が目に付いた。それは、
困窮する中小企業の経営資金返済や、失業で住宅ローンの返済
ができない人に対して、最長3年間の支払猶予を新設する

というもの。また、


劣悪な介護の現場で働く職員に対して、一般公務員並みの給料
に引き上げる。

というのもあり、これも魅力的だ。
過酷な労働条件下で働く介護士やケアマネージャーにとっては、大変
ありがたい。


その他の政策については、基本的に民主党マニフェストとさほど差が
ないが、一方で実現がちょっと無理っぽい政策も掲載されていた。
それは、


“ 年6%の経済成長を達成 ”!!!


実現できればそれに越したことはないが、余程思い切った対策を打ち
出さないと難しい。
期待感は大いにあるが、具体的で抜本的な規制緩和を掲載しておかな
いと、聞こえのいい政策だけだと思われてしまうだろう。


民主党と連立政権を組む可能性が高いので、少なくとも上記2つの
公約は達成してもらいたい。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者