米国の財政赤字、戦後最悪数字に大ウソ

米国議会予算局は、09会計年度(08年10月〜09年9月)の
財政赤字が前年度の3倍強となる124兆6000億円に達した
との推計を発表した。
1945年以来、戦後最悪の水準となったと。。。
GDP比の赤字額は08年度の3・2%を大きく上回る9・9%
にまで上昇したという。


戦後最悪水準は間違いないが、数字に騙されてはいけない。


124兆円が本当なら、米国の経済力から考えても、あれほどま
で悲惨になり、通貨が暴落するはずがない。
この程度のものなら、日本はもちろんドイツといった先進諸国で
さえ平気なレベルだ。


数十年間溜まりに溜まった米国の財政赤字は6500兆円ともい
われている。米国GDPの5倍もの額だ。
明らかに政府の帳簿台帳にいくつもの隠れ帳簿があるに違いない。
この国の金融機関が隠し続けてきたのは世界中の政治家や評論家、
エコノミストが知っていることなのだ。


先月、米国金融機関に第3社機関の調査を入れることについての
報道があったが、FRBがキッパリ他社機関の調査について拒否
したという。


低所得住宅ローンバブルが弾けた後は、高額所得者向けのローン
が現在も弾け続けている真っ最中だ。
同時に法人向けの商業不動産市場も勢いよく下がり続けている。
そして来年あたりには米国債バブルが弾け始めるだろう。


円高もどんどん進行し、来年には確実に対ドル70円台に乗る。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者