中国 オリンピック(五輪)後の経済対策は絶望的。共産党は崩壊へ

2008年8月に北京オリンピックを開催し、人海戦術を利用し
た豪華な開会式、そして金メダルトップなどで、「台頭する中国」
の印象を見せつけた観がある。
ところが華々しい祭典の裏では、実質的に経済はピークに達して
いて、逆に世界中から様々な問題点が指摘されている。


そうした堕落の最たる例が北京五輪の開幕式で、中国映画監督の
張芸謀が手掛けた見せかけのパフォーマンスだろう。
少女の歌・CGの花火・漢民族だけの入場場面がそれだ。
中国の騙しの文化が一番表れている良い証拠だ。
世界中に嘘が発覚しながら、政府は当監督を処分しようとしない。
いや、一言でいえば政府とグルになっていることだ。


とにかく歴史上、独裁国家でオリンピックが開催されると、
10年程度でその国は崩壊している。

1936年にドイツのベルリンでオリンピックが開催されたが、
当時国を仕切っていたナチス・ドイツが45年に崩壊した。
そして80年に旧ソビエトのモスクワでも開かれたが、91年に
解体された。
さらに84年にユーゴスラビアサラエボ冬季オリンピック
開催されたが、91年に瓦解。
88年のソウルでも同様で、97年末には通貨・経済危機が起こり、
IMFに支援を仰いだ。


言うまでもない。旧ソビエト同様の大国である中国だって同じ運命
を辿ることになるだろう。
昨今の中国経済失速を見ると、 「独裁国家の崩壊」 というジンクス
が生きてくるように思える。



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