中国の反日教育や政策・デモの裏に、日本の政治家と企業の影

中国問題はチベットウイグルといった内政問題だけではない。
中国に投資したり、関係を築こうとしている日本の政治家や学者、
はたまた企業も、中国政府から歓心を引き出したいのか、下手に媚
びまくる者がいまだに跡を絶たない。


台湾に到着しながら、飛行機からあえて降りなかったことを後で
自慢げに中国政府に報告した、河野洋平
台湾の李登輝元総統の訪日に反対したり、台湾独立運動を反対しな
がら、チベットウイグルの侵攻や虐殺には、何ひとつ言わない
加藤紘一


さらに民間人にも、そういった媚びる人間がいる。
中国政府を慮ってか、親中発言を繰り返す企業家もいくらかいる。
その典型的な会社が、
トヨタ自動車ファーストリテイリング(ユニクロ)、アサヒビールだ。
ファーストリテイリングの柳井社長は、小泉元総理の靖国神社
参拝を批判し、中国への配慮を露骨に主張した。

もしこの社長のように靖国参拝を批判するのなら、どうして現在も
続いているチベットウイグル問題を批判しないのだろうか?


中国進出における利潤に影響を与えかねない・・・ という、あくまで
自分本位の利己的な姿勢が見える。
それでいて自国の消費者である日本人の顔は見えていない。
中国に対する過去の行為を批判するなら、中国が今でも続けている
虐殺や侵略行為についてはどう思っているのか?
勘違いも甚だしい。完全に倫理観が欠如している。


先日、アサヒビール青島ビールと提携を強化したことを発表した。
アサヒが青島の第2の株主になったというものだ。
日本国内には他に数社のビール会社があるが、なぜ今回アサヒだっ
たのかはわからない。
やはり裏取引として、両社だけでなく中国政府の関与もあったと考え
るのが妥当だろう。


中国はあまりにも捏造体質に満ち溢れている。
これまで投稿してきたような、役人による汚職知的財産権の侵害、
毒入り食品などは、まだまだ一部の姿でしかない。
中国政府のプロパガンダを鵜呑みにして、甘い期待を抱いてしまう
人が跡を絶たないのだ。つまり騙されやすいという人達だ。
ウワベだけの改革開放によって、西側諸国と同様の基準や国家だろ
うという考えを素直に持ってしまう。


とにかく日本にとって中国大陸進出というのは黒幕だ。
聖徳太子から遣隋使や遣唐使といった祖先のころから、近代史にお
ける関東軍満州国といったものまで、本当にロクなことがない。
いずれの進出も、結果的に良い土産話が無いのである。
これは歴史という真実が物語っている。


「理想」 や 「期待感」 を抱くのは勝手だが、少なくとも真実や現実
には勝てない。
これまで日本が中国と付き合った期間は、10年や20年といった
短いものではないのだ。そろそろ目を覚ましてもいい頃だろう。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者