米国債の発行残高 11月は日本も買い増し。バブル崩壊は近い。

2009年11月時点での米国債保有残高が発表された。
トータルででは、3兆5975億ドル。
なんと前月10月より1000億ドルも増加した。

保有額1位の中国は僅かに減らしたが、2位の日本と3位の英国
は、10月とは反対にやや買い増した。
さらに香港やロシアもやや増やしていた。
ブラジルは前月と同じだ。


一方で韓国とコロンビアが大幅に減らしている。
韓国の10月の保有額は420億ドルだったが、11月は390
億ドルまで売却している。
コロンビアも10月は168億ドルだったが、11月は156億
ドルに減らした。


とくに割合的には、フランスとカナダが大きく買い増した。
この両国は上位10位程度だが、11月は10〜20%増やして
いる。


米国債の膨張は、今年後半から来年にかけて正念場だ。
短期国債に移している中国やロシアが、今年中に満期を迎えるこ
とになる。
英国も安泰とは言えない。欧州で最も厳しい経済情勢に陥ってい
るからだ。
最期の助け舟は、民主党率いる日本ということになるだろう。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者