韓国経済危機 大統領の来日は、通貨スワップ再延長目的の為

韓国の李明博大統領が、4月9から2日間来日する方向で両政府
が調整しているようだ。これは複数の政府関係者が明らかにした。

 
つまり日韓両首脳が相互訪問する「シャトル外交」の一環。
今年、日本が韓国を併合してから100年を迎えることを踏まえ、
首脳会談では両国の関係強化について話し合う見通しだという。
さらに日本政府で議題に上がっている在日韓国人に対し、地方参
政権を付与するかどうかの法案もテーマになるとみられる。


毎年両国の首脳が相互訪問するという、「シャトル外交」は、自
民党時代に約束されているもので、民主党政権になっても維持さ
れている。
日本の工作機械といった資本財を多く買ってもらっている韓国を
訪問することは決して間違いない。
韓国のほうも、日本からの経済援助によって何とか踏ん張ること
ができるわけだから、1泊2日の予定で滞在することは当然だ。


しかし韓国大統領が時期的に考えて、なぜ4月に訪日するのかは
少しばかり考えなければならない。
これにはちょっとした思惑が絡んでいる。
もはや言うまでもない。 “ 通貨スワップ再々延長 ” の要求だ。


日銀と韓国銀行は1月中旬、日韓通貨スワップ協定の期限を今年
の4月30日までとしている。
しかしこれは、2008年10月から延長に延長を重ねて期限を
伸ばし続けているのだ。
今年は2月1日までの期限であったが、米国が通貨スワップ協定
の延長をしないということから、韓国の経済危機を心配し、日本
が思いやりで再延長したのである。


李大統領の4月の訪日は、通貨スワップ協定の再々延長のお願い
をするために決めたと考えていい。

これまでの通貨スワップ延長決定は、韓国内の新聞でも掲載され
ているが、TVでは報道されているかどうかは定かではない。
こういった韓国の弱みについては口を伏せ、トヨタ自動車のリコ
ール問題については、大々的に報道するのだ。
これまで通り、韓国の反日政策は昔と全く変わっていない。
プライドと見栄っ張りの国民性は相変わらず健在だ。


対アジアを重視する姿勢を見せている鳩山民主党政権であるが、
通貨スワップ協定については、政府間の問題ではない。
あくまでも両国の中央銀行である。
 

いくら外交を重視しても、ひとたび物質的に危機になれば、韓国
経済は崩壊する運命にある。
韓国自身の経済音痴を思い知らせるためにも、思い切った決断を
そろそろ示してもらいたいものだ。



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