築地市場の見学を一時的に中止 ランチもグルメも大盛況!!

東京都は、中央区築地市場で外国人観光客が急激に増加し、業務
に支障が出ているとして、5月8日までの約1カ月間、マグロ卸売場
の見学者エリアを閉鎖すると発表した。


築地市場では、昨年度と一昨年度の年末年始にも外国人観光客に
よるマナーが悪いとして、見学エリアを一時閉鎖していた。
マナー違反としては、禁止されているフラッシュを頻繁に使用して
いることや、勝手に魚に触れるなどの悪質行為が多いという。


東京都によると、3月ごろから見学者エリアの収容可能人数を超え
る数百人の観光客が恒常的に訪れ、4月5日には500人以上もの
見学者がマグロの競りを見学。
うち9割以上が欧米などの外国人観光客が占めていたという。


欧米人は団体旅行よりも、圧倒的に家族などと一緒に訪れるといっ
た個人旅行を好む。
よって添乗員などから、観光場所への注意事項を事前にきかされる
ということはない。
築地市場も、あちこちに “ No Flash ” といった張り紙を貼って
あるが、現実的には目が届いていない状態だ。


それにしても今回の見学エリア閉鎖は時期的な違和感を覚える。
オンライン記事にはわざわざ 「マグロ卸売」 といった表現で掲載
された。
今年3月にカタールで開催された、クロマグロの捕獲を禁止すると
いう法案を欧米諸国が賛成に回ったことで、東京都がその報復とし
て見学を禁止したのではないか. . . というものだ。
もちろん個人的な見解であって、定かではない。


結局法案は否決されたが、欧米人のマナーの悪さは日本人の比
ではない。
日本(クール・ジャパン)に来れば、平和で親切な国ということから、
どんなことでも好き勝手に行動できるだろう...という勝手な考え方は、
いい加減に直してもらいたいものだ。



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