米銀の破綻 新たに7行 今年の閉鎖数は57行 地方経済が破綻

米国の中小銀行破綻が加速している。
今週閉鎖された金融機関は以下の通り。


 ◇ アムコアバンク (イリノイ州)
 ◇ ブロードウェイバンク (同州)
 ◇ シティズンズバンク・アンド・トラストカンパニー・オブ・
   シカゴ (同州)
 ◇ ニューセンチュリーバンク (同州)
 ◇ リンカーン・パークセイビングズバンク (同州)
 ◇ ぺオトーンバンク・アンド・トラストカンパニー (同州)
 ◇ ウィートランドバンク (同州)


米国では約8千もの銀行が運営しているが、そのうち95%が中小の
銀行。
つまりこれらは日本の信用金庫や信用組合のような規模なのである。
しかし主な融資先は、信用度が高い企業や個人であることを忘れて
はいけない。


サブプライム層への貸し出しは、シティグループや破綻してしまった
リーマン、ベアスターンズといった、かつての巨大投資銀行であるが、
プライム層や法人向けの商業用不動産融資は、比較的小さな金融機
関が扱っているのである。


もはや今更言うまでもないが、07年から焦げ付いたサブプライム
で、真っ先に崩壊してしまったのは巨大金融機関だ。
そして現在のように、中小銀行の破綻が増え続けているというのは、
信用度の高い高所得者層のローンが、どんどん焦げ付いている証拠
なのだ。


報道でいわれているように、米国の景気が回復し始めているなんて
トンでもない。 実態はまさにその逆なのである。
日本のTVや新聞が伝えている嘘報道に騙されてはいけない。
日本のメディアは米国資本によって動かされている為、米国のプラ
イドを傷つけるような報道は意図的にしないことになっているのだ。
マスコミが霞が関官僚や自民党依存から抜け出せていない証拠だ。


普天間基地問題でも同様で、ほとんどの日本人は関心が薄いという
のに、“ 最大の関心事 ”. . . のようにトップニュースで扱う。
特殊法人改革や一般的な経済問題以上に、基地問題を最優先課題
として、国内のお茶の間に流している。
呆れてモノが言えない。
日本の有名ニュースキャスター達は、ロクな世論調査をしないのに、
会社から命じられるまま、勝手に論じないでもらいたい。
マスコミこそ、一般日本人の願いや想いを無視しているのである。



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