民主党マニフェスト 参院選2010 『 子育て・教育 』 (1)

7月11日の参議院選挙の投開票に向けて、参議院議員の人達は
全国を飛び回り始めた。


今日は私が住民票を置いている東京の新宿を散策した。
歩行者天国で溢れる新宿駅西口を周ってみたが、そこには各政党
の代表者が演説に必死になっていた。
民主党の円 より子、新党改革代表の舛添 要一、そして鳩山 邦夫
といった蒼々たるメンバーが街頭に立っていた。


とにかく今回の通常選挙で最も注目されることは、いうまでもなく、
民主党過半数議席を確保できるかどうかの問題だろう。
やはりいつになっても現在の与党情勢は気になるところ。
そこで私は今日、支援者から民主党マニフェストを自ら手を差
し伸べて入手した。


私が最も注目した点は、これまで民主党が9カ月間で取り組んで
きた実績を最後のページに羅列していることだった。
その数、ナント55項目!
もちろんこの中には単に方針の決定事項もあり、これから施行さ
れていく政策項目も多い。
そうはといっても、これだけの数を数カ月間で決めておきながら、
普天間問題だけのつまずきで鳩山政権が墜ちてしまったのである。
これも民主党嫌いのメディア戦略であろう。


今後数日間に渡って、民主党マニフェストについて抜粋してお
きたい。
とくに地方在住の方には、マニフェストが直接受け取れない方や、
ダウンロードできない方も多くいらっしゃるので、参考にしていただ
ければ光栄です。


■□■□ 民主党 政権公約 【 子育て・教育 】 □■□■
◇◇◇ 未来を担う子どもたちへの政策を最優先にします。


出産育児一時金不妊治療支援など出産にかかわる支援策を
  拡充します。
○ 大学生、専門生などの希望者全員が受けられる奨学金制度を
  創設します。
○ すでに支給している子ども手当を月額1万3000円から上積み
  します。
○ 上積み分については、地域の実情に応じて、現物サービスに
  も代えられるようにします。
  (現物サービスとは、保育料軽減、医療費の負担軽減、給食の
  無料化、ワクチン接種の助成など)
○ 2011年度から子ども手当を国内居住者にします。
  海外に住んでいる子どもには対象にしません。


注目すべきは、最後の3点だろう。
月額1万3000円の子ども手当への段階的上積みは、09年の
衆院選マニフェストの公約通りだ。
2万6000千円の支給は平成23年度からで、今年度は半額だ
とキチンと記載されていた。


そして一番最後の公約が、この項目で最大の焦点かもしれない。
衆院選マニフェストでは、子ども手当の国内・国外の規定はとく
に明記していなかった。
それが今回、国内のみとしたわけです。


今年4月に尼崎在住の在日韓国人が、タイで養子縁組したと称す
る554人分の手当、約8600万円分を申請してきたという報道が
駆け巡りました。
当然、尼崎市は証拠が乏しいとして却下しましたが、こういった
悪知恵を働かせる外国人に、国民の血税マネーロンダリング
せないようにしてもらいたい。


民主党の公約は、長年利権に絡む自公政権で実行できなか
  った、もしくは消極的でやらなかった政策を挙げています。
  長年における景気の低迷、年金問題、JALの破綻、弱腰
  対米外交、巨額な財政赤字. . .などを起こした張本人である
旧政権の自民党を絶対復活させてはいけません。

 

 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者