今回の金融危機が起きた具体的な理由。

2007年8月に起きた 「サブプライム問題」 から拡大した今
回の世界的金融危機
ご存じのとおり、海の向こうのアングロサクソン民族が、いい加
減な証券を複雑に混ぜ合わせ、自国だけでなく世界中にバラ撒い
たこと
が、そもそもの因果関係になりました。


しかし世界中の金融専門新聞(フィナンシャル・タイムスなど)は、
すでに2004年ころから、この金融危機を警告する記事が度々
掲載されていた模様です。


しかし一般のメディアでは、そのような警戒感の記事はほとんど
なく、いつもTVに出てくる(証券)アナリストの分析も、
“ 欧米の金融や経済は好調が続く ” というものばかりでした。


どんなに少なくとも、TVや新聞に出てくるアナリストは新人で
はありませんし、間抜けでもありません。
なぜ世界的有名な専門メディアの警告を正直に伝えなかったので
しょうか?
考えられる最大の理由は、、、


アナリストの多くは金融機関(銀行や証券会社)の現役従業員で
あり、儲けが減るような予測をしたがらなかった。。。


考えてみれば、超単純なのです。
庶民に対しては危機の発端などについて、難しい話や討論ばかり
行っていますが、こういう単純な発想は普段なかなか生まれない
し、しようともしません。


それでは題名の通り、今回の金融危機が始まった理由は?


ズバリ言いましょう。
世の中、株の手数料ではまったく儲からなくなったからです。


すでに数年前から証券会社が株の売買で得る売買手数料が、顧客
獲得の競争で、どんどん値下げを余儀なくされました。
それでトリプルAを与えたインチキ格付け会社と組んで、こうい
ったインチキ商品が当然のこと生まれてしまったわけです。



 ★シティアライアンス 代表兼「ヒルザー・ドットコム」運営者