政権交代が起こらなければ、円高は一時的。

16日の東京外国為替市場の円相場は4営業日ぶりに急反発。
午後5時、前日比1円64銭円高・ドル安の
1ドル=96円59〜62銭で大方の取引を終えました。
対ユーロも急伸。
一時132円台になり、先週木曜日から一気に5円程度も反発
しました。


主な理由としては、日銀が景気判断を上方修正したことを受け
たことと、米国の業況判断指数が予想以上の落ち込みになった
ことが、円買い優勢となったようです。


果たして今日起こった円高は今後も続くのでしょうか?


結論からいえば、ノー。。。 と言わざるを得ません。
これはドルに対しての意見です。
我が国で自民党政権が居座り続ける限り、将来の紙屑通貨
を支えていくというのは確実です。


今年の2月頃から政府は、米国債の買い増しをほぼ5年ぶりに
進めているようです。
金額からみると、あの中国にも勝るとも劣らずの買い増しです。
本当に情けないという思いで仕方ありません。


資源高の昨今、円高は日本にとって国益です
不況に陥れば、製造業といった分野は国内外とも落ち込むのは
当然です。
それに対して海外に頼っていかなければならない天然資源のほ
うは不況でも輸入を大幅に減らすことはできません。


自民党政権は長年、自国民の利益よりも米国民の利益を考え
てきたのです。

円安によって日本国民は高い消費を強いられてきたといっても
いいでしょう。


石油やレアメタルといった資源は今後も上がり続けます。
世界的は消費不況で購買力が落ち込む中、早く円高政策を本気
で実行しないと、貿易黒字の復活はありません。
民主党政権の実現によって、更にどのくらいの円高が進むのか、
今から楽しみで仕方ありません。



 ★シティアライアンス 代表兼「ヒルザー・ドットコム」運営者