米国の財政赤字は累計4〜5000兆円。

米国の格付け会社ムーディーズの担当者が23日、東京都内で
会見し、米国債の安全性を敢えて説明したという。


安全な理由として、米国の政府債務は確かに増加しているもの
の、世界的経済危機以前の債務水準が、GDP比38%程度と、
もともと「低いレベルから債務増加が始まった」ことを主張。
また、
今回の経済危機の震源地でありながら2010年はプラス成長が
見込めるなど「目に見える形で景気回復の兆候が見られている」
ことなどを挙げた。


ネズミ講国家らしい、、米国格付け企業らしい会見内容だ。


まず財政赤字がGDP比で38%程度・・ 詐欺まがいの発言だ。
多くの企業における簿外債務を隠し、認めている国家だけに、
全くもって信用にならない。騙すのもいい加減にしろ!
ひとケタ違うだろう。。380%の間違いだろう! と言いたい。


来年はプラス成長を遂げるという話も楽観的すぎる。
米国内の住宅や商業不動産は下落し続けることは間違いない。
失業率も来年は15%程度は覚悟しておくべき。
唯一明るい材料と言えば、ドルが下落して輸出が伸びるという点
だけだ。


米国の累積債務は5000兆円ともいわれている。
そのうち日本が貸している金はナント、約800兆円


次期政権を持つ民主党は、財政の捻出方法について、国の無駄
使いや財務省埋蔵金を利用すると表明している。
しかしこれだけではとても足りるものではない。
埋蔵金は一度使えばなくなってしまう。


当然本格的に米国に対して、貸付金の返済を主張していくものと
思われる。政治的な “日米安保” を極力維持しながら、間接的
に米国の財政政策にトドメを刺していくだろう。
民主党は決して西松事件のことを忘れてはいない。



 ★シティアライアンス 代表兼「ヒルザー・ドットコム」運営者