高速道路の無料化は経済を活性させる

民主党マニフェスト(政権公約)通り、高速道路の無料化を着実に
実現させていく方針だ。
高速道路を無料にしたら、一段と混雑するとか、その後の借金はど
うなるのとか。。。こういった批判が今でも多い。
むしろこういった反対意見のほうが圧倒的だ。


やはり何でも急激な変化は、一定の不安を与えるものだなと感じた。
日常の衣食住にかかる費用は安い方がいいと話すのに、こういった
ことについては無料になると逆に不満を述べるのである。
何となく違和感を覚えるのは私だけでしょうか. . .?


しかし今回、メリットの部分もきちんと考えてほしい。
また無料化といっても、全ての高速道路が無料になるわけではない。
以下の高速道路はこれまで通り有料のままです。


 ・首都高速
 ・阪神高速道路
 ・東名高速の、東京インターと厚木インター間


こういったところはもともと混雑しやすく、安定的な料金収入が発生
するので、無料化対象外にするようです。
つまり反対に考えれば、現在ガラガラの道路を中心に無料にするとい
うこと。


ガラガラ高速道路はサービスエリア(SA)が多く設けられていて、車
が多くなると当然のこと利用者も増えるので、経済効果が上がるとい
うことです。
いうまでもなく、SAの雇用も増えてくるでしょう。
そして首都圏郊外の一般道をよく利用する人は、渋滞も適度に解消さ
れていくでしょう。


そもそも高速道路は、もう何年も前から無料になっていてもおかしく
ない話だった。
しかしせっかくの料金収入も返済にあてず、一般道路の公共事業に回
されていったのです。こもこと自体がおかしいのだ。
すべては自民党族議員が数十年間しかけてきた政策で、政・官癒着
の代表的なものだったのです。


自動車にかかっている多額の税金は、仕組まれてできたものなんです。
すべては自分たち地元の選挙区民の為に、無駄な公共事業を与えるた
めだからに過ぎません。
昔から自動車が税金の固まりだといわれるのも、こういった理由なの
です。


とにかくあれだけ税金をふんだくっておきながら、なぜ道路でまた
料金を払う必要があるのか?
無料化反対意見の人達は、こういった裏のところまでよく考えてほし
いと思います。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者