藤井財務大臣の “ 円高容認発言 ” は当然

現在円高が進行している為替相場について藤井財務大臣は、経済の
実勢に合わせて決まるのが自然な姿であると述べた。
その上で日銀の独立性を支持するとも言った。


当然のことだろう。
今まで自民党が長年にわたって、日銀を奴隷のような扱いをしてき
たために、企業献金をもらってきた政治家が、なかなか円高を認め
ず、コソコソとドル買い介入を行ってきた。


円高は日本経済に大変大きな貢献をもたらす。
海外旅行が行きやすくなるウンヌン・・ という低レベルな話だけで
はない。
まず輸入企業(電気・ガス・石油・その他の資源)についてはマイナス
面は全くない。


一方輸出企業については、海外から原材料調達に頼っていることが
大きい分、コスト削減が自然に小さくなるのは当然だ。
また輸出企業にとって円安は原材料価格が高くなるので、その埋め
合わせとして、消費者に跳ね返ってくることを忘れてはいけない。


とにかく円高は過去の現状からみても、内需を拡大させてきた。
急激な不動産バブルには気をつける必要があるが、いずれにしても
必ず神風が吹いてきているのだ。


 85年のプラザ合意後 → 国内でバブルが発生
 95年の1$79円台 → 先進国の中で成長率が1位になった。


以前のブログで投稿したことであるが、円高によって株価が下落す
るという理由を ‘ 輸出関連企業の株が売られたから ’... という
偏見報道をいまだにしている。
米国に操られているメディアの典型的な悪い面だ。
本当の理由は、「為替差益を得るため」 なのである。


4月15日のブログ 『 1ユーロ1円で、日本は益々繁栄する。 』
も読んでみてください。



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