日本食は 「安全」「裏切らない」 でブランド化

日本の農産物は高級食材として人気が高い。
さらに健康に良いという意味でも世界中に定着している。


日本の15歳以上の肥満率は24.9%で、先進30ヵ国中
で最も低い。

もっともスリムでもっとも長生きする日本人の食事は、最高に
ヘルシーな食事としてブームになりつつある。


また日本食のブランド化も進んでいる。
2007年11月に発売されたレストランの格付け本は、食に
対するブランドを一気に広めた。
【 ミシェランガイド東京2008 】だ。


素材の鮮度と品質、そして調理技術の高さと味付けの完成度、
さらにオリジナリティやコストパフォーマンスといった、常に
クオリティを保っている料理. . . というミシュランの厳しい
基準で、去年はパリに次ぐ数の3つ星を東京が獲得している。
1つ星や2つ星を合わせると、パリを大きく引き離した。
今年の2010年度版は、11月20日に出版される予定だ。


また最近では日本産のひとつひとつの農産物が、高級品として
世界で売られ始めている。
それはズバリ、果物(フルーツ)だ。
代表的なものを2つ紹介しましょう。


去年中東のドバイで、鳥取産のスイカが一玉3万円で販売。
さらにロシアのモスクワでは、福岡産のイチゴ 「あまおう」
が、1パック7千円という高値で売られている。

いうまでもなく富裕層向けが中心だが、日本の10倍以上の
値がついているにもかかわらず、売り切れ続出だという。
今後も新興国ではこういった流れは続くと思われる。


現在世界中では、安価で安全とはいえない中国製品が大量に
出回っていることが、皮肉にも日本の農産物価値を高めてい
ることも事実だろう。
日常における食生活品の数では、よほどのことが起こらない
限り、絶対に勝てっこない。
今後日本は引き続き、技術や環境といった分野で先頭に立ち、
“ オンリー・ワン ” の存在国として活躍してもらいたい。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者