韓国経済破綻の危機 ウォン安と不動産バブル崩壊でIMF入りも

韓国人の口癖のひとつに、以下のものがある。
“ 数年後には必ず日本を追いつき、追い越してみせる!”


このようなことを韓国人が言いだし、スローガンとして掲げたの
は、90年代初頭からであるが、未だかつて達成されていない。
現在はそれどころか、97年のアジア通貨危機で、IMFに援助を
仰いだことの再来が起こりそうなのである。
日本経済に追いつくどころか、昨今の金融危機でますます長期不況
に突入したとみられる韓国経済は、一層日本経済との差が広がって
いるのだ。


2007年夏に駆け巡ったサブプライムローン問題の発覚以降、
不動産バブルの崩壊とウォン安、さらに日米中との通貨スワップ
締結した。(欧州では拒否された)
通貨スワップの締結は、その国が通貨危機に見舞われているという
証拠であり、結果的には韓国の延命措置に過ぎないのだ。

世界中で最も見栄っ張りとプライドが高い国民が、結果的にこの
ような恥を自分たちで起こしているのである。
一方で直接的な恥晒しとしては、マナーの悪さや暴動、デモといっ
た国民性は有名である。


韓国銀行の経済オンチぶりは先進国からみると有名で、05年に
1年間の為替介入を実施したものの、1兆8千億ウォンの大赤字を
出したことを発表している。
つまり市場介入による赤字分は為替差益として、内外のファンドに
吸い取られてしまったのである。
ついに韓国銀行の積立金は07年に底をつき、世界唯一の赤字中央
銀行に転落した。


これは彼らが自国経済の実態を正確に把握していない何よりの証拠
であり、国民だけでなく政府までも世界に対し、プライドや見栄を
張ることを優先してきているのが現実だ。
韓国銀行の赤字解消は、最終的に増税や国民からの資金調達しかな
いと考えられる。
97年の通貨危機時は国民から装飾品を集めるようなことをした。


輸出に大きく依存している現在、世界的な消費不況により、十分な
外貨獲得も見込めないことから、国の税収は期待できない。
深刻度は日本や欧米諸国以上である。
08年から急激に起こったウォンの暴落に際して、韓国銀行は懲り
もせず、安易な為替介入(ドル売りウォン買い)を行った。
その結果、貴重な外貨であるドルが市場に吸収されたあげく、ドル
資金確保のため、貴重な外貨準備まで手をつけて目減りさせてしま
うという大失態を演じたのである。


日韓の通貨スワップ協定の期限は、2010年の2月1日。
今ではこれに追い打ちをかけるかのように、急激な円高ウォン安が
進行中である。
通貨スワップには 「期限」と 「限度額」 の両条件を持っている。
これからも円高が続けば、韓国は日本から借りた額以上の返済をし
なければならず、ますます逃げ道は無くなってくる。
すでに韓国に対する通貨スワップは2度も延長されているのだ。
日銀は韓国側の負担増のことを考えると、2月の期限から再度の延
長をすることは難しいと思われる。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者