チベットとウイグル(東トルキスタン)人の大虐殺と核実験 中国

日本の侵略や植民地時代の歴史をいまだに論う中国政府は、現在
はというと、日本が行ったことをそのまま模倣したかのように、辺境
地と呼ばれる人々を虐殺している。
今日のニュースでも、四川省チベット民族が座り込みの抗議を
起こし、3人が拘束されたという報道が広まった。


2008年3月にはチベット人居住地域で、中国の圧力に対する
反対行動(いわゆる暴動)が起こったが、中国政府は軍隊と警察で
徹底的に封じ込めた。
同じく2009年7月には新疆ウイグル自治区の首都ウルムチ
ウイグル人の民族的抗議運動が発生した。
これもまた漢民族が武器を持って対抗し、さらに軍隊や警察がウイ
グル人を徹底的に弾圧して収まった。


日本政府の靖国神社参拝や、南京大虐殺の否定を 「侵略の美化」
と非難している人が、現在、他民族の土地を侵略し虐殺を行ってい
るのである。
もちろんこのことについて中国共産党は、いつも通りのパターンで
内政干渉” 言葉を使って反論している。


2006年9月、ネパールと中国の国境地帯でヒマラヤ山脈を歩い
ていたチベット仏教徒ら数十人に対し、中国人民解放軍が銃を発砲。
先頭と後方部を歩いていた2名が死亡し、数十名らが行方不明とな
った。死亡した2名のうち1人は15歳の少年だったという。


中華政府はこの事件について、何度も警告していたが、抵抗された
為にに狙撃したと正当防衛を主張したが、事件の一部始終の様子を
ルーマニア人観光客が撮影し、インターネット上などに公開した。
その内容は中華側の説明と完全に異なっており、「まるで人間狩り
をするかのようだ」 とコメントまで入れている。
これが世界中に波紋を呼び、当時日本でも話題となった。
国連難民高等弁務官といった国際社会も非難の声を上げた。


この衝撃的な映像は以下のタイトルからYouTubeで確認できる。
また当時、英仏米のTVが報道したニュースも見ていただきたい。
【 中国軍チベット巡礼者殺害映像(日本語字幕付き)】
【【英仏米の報道】チベットでの抗議デモを、中国政府が武力弾圧 】


また中国政府は1964年から新疆ウイグル自治区にて、これまで
46回におよぶ核実験を行ってきた。
現在も甚大なる放射能汚染や健康被害、農作物への影響などが指摘
されている。
研究者による推計によると同自治区ウイグル人を中心に19万人
が死亡しており、今でも苦しんでいる健康被害者は129万人とさ
れているのだ。
これによってウイグル人の悪性腫瘍の発生率が、遠く離れた漢人
比べて35%も高くなっている。
先天性異常のために日常生活ができない障害児ばかりが生まれる
地域もあるという。



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