岡山県高梁市にある 「備北開発」 が不動産事業の低迷で倒産

今日は私の個人的な気持ちとしてブログを投稿します。


私の生まれ故郷である、岡山県高梁市に本社がある企業 「備北開発」
が、近日中に倒産する予定だというニュースがありました。


1963年に設立した同社は、バス・タクシー会社等を傘下に持つ
「備北グループ」 の建築事業会社。
注文住宅・分譲住宅を主力とし、宅地造成や不動産仲介にも事業を
拡大していました。


しかし金融危機後の業績悪化に加え、景気低迷の影響もあって、
販売は低調のまま。
急に資金繰りが逼迫したことで、これ以上の事業継続は困難と判断
し、今回の倒産措置に至ったようです。
バブル崩壊直後91年3月期には、10億円超の売り上げがあった。
しかしその後の長年における後遺症と、昨今の世界的不動産バブル
の崩壊などで、とうとう債務超過に陥ったようです。


とにかく決して老舗といわれるものではありませんが、地元では知
らない人はいません。
現在は故郷(高梁市)も、街中の飲食店が続々と閉店しています。
同社の倒産で、今後は市の税収も大幅に減ることになるでしょう。
地域の雇用情勢もますます心配されます。


私が小学生から中学生における少年時代には、主に土・日に、本社
があるレストランや同社のタクシーを頻繁に使っていた。
両親と一緒によく遊びに行っていたものだ。
レストランでは、イタリア風のミート・スパゲティが気に入って、
よく食べていたものです。
このころは日本経済も人口も右肩上がりの時代。
全国的にベビーブームに乗って生まれてきた当時は、私と同じ年代
の子供は非常に多く、街中は好景気に湧いていました。
思い起こすと本当に悲しい限りです。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者