AIG アリコの売却は、米国(アメリカ)3月危機のひとつ

先日米AIGは、アリコを約155億ドルでメットライフに売却
することで正式契約に至ったと発表した。
公的資金の返済を円滑に進めるためであると思われる。


やはり私の予想通り、AIGの損失が明るみになり、こういった
売却交渉を政府と水面下で行われてきたものであると考えられる。
ほんの1週間前には、政府の追加支援が必要になる可能性が
あるとまでささやかれた。
実際にオンラインニュースに掲載されている。


やはり手っとり早いのは、人員削減とグループ企業の売却だ。
ワースト候補はAIGだけでなく、シティグループも同じ。
まだまだ手放す子会社は沢山ある。


今週から来週にかけて、上半期では米国にとっては最大の試練
に境遇する可能性がある。
中小銀行の閉鎖も一段と増加するだろう。


また為替相場も先週から乱高下を繰り返している。
これは非常に不安定な時期に差しかかっているという証拠だ。
とくに欧州は、アイスランドから東欧諸国に危機が広がっていき、
今ではギリシャからPIIGSだけでなく、英国もいよいよ危うくな
ってきている。
この3月は毎日のニュースから目が離せない。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者