米銀の破綻 新たに4行 2010年の破綻件数はこれで41行に

米銀の閉鎖がどんどん加速している。
今週破綻した銀行は以下の通り。


 ◇ マッキントッシュコマーシャルバンク (ジョージア州)
 ◇ ユナイティ・ナショナルバンク (ジョージア州)
 ◇ キー・ウェストバンク (フロリダ州)
 ◇ デザート・ヒルズバンク (ネバダ州)


3月に入ってこれで19行が潰れたということだ。
ちなみに1月が16行。2月が7行といった具合だ。


米国はユーロ危機の背後に隠れたような報道をしているが、実態
経済は欧州諸国同様の悲惨さに直面している。
基軸通貨国であることで、なんとか急場を凌いでいるが、国民は
雇用の悪化と同時に、クレジットカード破産が進んでおり、日常
生活品すら買えない状態に陥っている人が増加。


今年の 「魔の3月」 は、大型銀行の破綻こそ免れたが、政府の
協力もあって、資産の売却や整理が相次いだことは承知の通り。
しかし今年後半は、比較的小さな銀行の破綻が加速する。
その理由はなぜか。
たとえ今の景気が平行線を辿っても、金利負担が急激に
上昇するからだ。いうまでもなく住宅や法人向け不動産の
焦げ付きが、ますます増えるということを意味する。
 



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者