東京スカイツリー 東京タワーに代わる電波塔だが、時期的に疑問...

昨日は南米のエクアドルが日本のデジタル方式を採用したという、
嬉しい記事を掲載した。


東京都墨田区押上に建設中の新東京タワー東京スカイツリー」 が
今日、ついに東京タワーの333mを超える338mとなった。
早ければ2011年12月完成し、自立式電波塔としては世界一の
高さ634mとなる予定だ。
単一の建物としては、ドバイにあるブルジェ・ドバイの828mに次ぐ
世界2位の高さとなる。


東京スカイツリーは東京タワーにとって代わり、完成後は電波塔の
役目を果すことになる。
現在はアナログ放送とデジタル放送の両方が、東京タワーから発信
されている。
よって2011年7月24日までは、これまで通りTVが視れる。


しかしここでちょっとした疑問点が残る。
東京スカイツリーの完成時期が2011年12月だというのだが、
地デジの完全移行時期が2011年7月25日だ。
すでに戸建住宅や集合住宅では、屋根や屋上にデジタル用のUHF
アンテナを東京タワーの方向に向けて取り付けているところが多い。
電波塔が完全に東京スカイツリーに移ったら、今のアンテナの
向きを再度調整しなければならないのではないか?
 


こういった点はこれまでマスコも報道していない。
東京タワーが中継塔になるのであれば問題ないが、完全に役目を
終えるというのなら問題点が残ってしまう。
戸建の住人やマンションの大家、管理組合にも負担が生じることに
なりかねない。
地デジは国策として決まった。政府はこういった普段あまり思いつ
かないことを遅滞なく国民に説明するべきだ。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者