韓国政党 与党ハンナラ党が来日 通貨スワップの再々々延長要求か

韓国与党ハンナラ党は、鄭夢準代表が今月15〜18日に訪日する
予定であることを明らかにした。
日本の民主党幹部らと、今後の日韓関係や北朝鮮核問題について、
幅広く意見交換する見通し。


経済関係について、緊密な関係を構築したいという韓国側の本音は
痛いほどよく理解できる。
しかし最大の目的は、今月30日に期限が切れる日韓通貨スワップ
協定の延長を求めてくることは間違いない。
今回もし韓国側が要求するとしたら、実に再々々延長になるのだ
1度や2度ではないのだ。


韓国のネット上では以前から “通貨スワップは万能の新薬ではない”
といった声が書き込まれ、たび重なる追加延長に対して、
問題を先送りしているだけでは. . . という意見も多い。
今年1月に再々延長を決め、引き出し限度額を増やしたのも、米国
との通貨スワップ協定が終了し、返済額が急激に膨らむことになっ
た為だ。


李大統領は当初、今月初めの来日を予定していたのだが、在日韓国
人による参政権問題が棚に上げられたということで、その報復から
訪日を延期した。
韓国の命運を左右するほどの最重要課題である、通貨スワップ延長
要求について、大統領自身がお願いにやって来ないとは呆れる。
アジアを重視する鳩山政権だから、延長されて当然だと考えている
のだろうか?
本当に図々しいにも程がある。


最大のポイントは日銀が韓国銀行に対し、再々々延長を認めるのか
どうかという点であるが、現実問題として、韓国に返済能力はない。
日本に対し、毎年2兆円から3兆円もの莫大な貿易赤字を貢いでく
れる韓国に延長をしないとなれば、日本の韓国向け輸出企業は一定
のダメージを被るし、通貨ウォンは大暴落し、ますます返済不可に
陥る。ましてや今年後半には世界的な金融危機が訪れるのだ。


残すは中国との通貨スワップ協定が2011年まであるので、これ
で韓国がどこまで耐えられるのかということだ。
じっくり見守っていきたい。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者