欧州(ユーロ圏)ストレステスト 公表方法は巧妙に仕組まれたもの。

いよいよ世界中の機関投資家個人投資家が大注目する欧州91行
のストレステストが発表される。


もちろんこういった投資家だけではない。
各国政府だって目が離せない査定結果になるだろう。
また大学といった教育機関も無視できない情報になる。


今回のストレス結果は欧州諸国の時間帯から考えて、ちょうど時間外
になる頃に発表される。
しかし米国では2時間程度の時間差が生じるので、結果如何によって
は、NY市場で為替や株だけでなく、債権市場も大きく揺れる可能性
がある。


さて発表方法であるが、昨日掲載した通り、インターネットのWEB上
で公開される。
上記のような金融・政府・教育機関だけでなく、一般の個人投資家
それ以外の多くの人々も閲覧するので、言うまでもないがアクセスが
一気に集中する。
よってうまく閲覧できない可能性があるため、FXや株取引をする人に
とっては大きな障害や損失が膨らむ可能性が高い。


言葉は悪いが、事前に情報を掴んでいる(インサイダー取引ができる)
企業だけしか儲けを出せないだろう。
欧米機関の口裏合わせで、弱い立場の者はいつも放り出される。
日本国内でFXなど、深夜の時間帯を利用して、海外市場を中心に取
引している人は、是非とも気をつけてもらいたい。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者