ウズベキスタン 日本は資源外交を進めよ。 カザフスタンに続け。

岡田外務大臣は8日、首都タシケントでカリモフ大統領と会談し、
同国で産出されるウランやレアメタル(希少金属)の獲得などを念頭に、
経済関係強化を進めていくことで一致したようだ。


ウズベキスタン経済は世界的にみて最貧国に近い。
直近の指標では一人当たりの国民所得は、わずか1000ドル。
同じ中央アジアでは、タジキスタンキルギスタンに次ぐ貧しい国で
ある。
しかしこれでも05年の521ドルと比べれば経済発展している。
いうまでもない。資源価格が高騰し、その分国民の生活が向上したと
いうわけだ。


日本からの輸入品は自動車や機械類・電機関連機器だが、ウズベキ
スタンが日本へ輸出している品目は99%が 「金(ゴールド)」 である。

日本が本格的に資源を求めていることがわかる。


日本は自民党政権時代、当時の二階堂俊博経済産業大臣は世界屈
指のウラン産出国であるカザフスタンを訪れ、採掘権を見事獲得した。
当時は中国も獲得に積極的で、胡錦濤国家主席が訪問し、権益を狙っ
ていたが、土壇場で日本の技術力の前に敗れてしまった。

こういった日本の採掘技術で、どんどんレアメタルの権益を獲得しても
らいたいものである。



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