尖閣諸島領有権問題 日本を怒らせた中国は、経済的に不利に働く

中国という国は、あくまでも自国最優先一辺倒の一党独裁であり、
周辺国はもちろん、世界経済への貢献とか責任感といった発想は
もともと持ち合わせていない。 これが中国四千年の歴史だ。


中国国内には昔から多くの思想家、そして世界遺産が存在するが、
身勝手な人物から嫌われ者がほとんどで、世界遺産も歴史の捏造
などに孕んだ遺跡が多い。
私が中国の文化を素晴らしいと認めているのは、唯一 「中華料理」
だけだと思っている。


つまり中国政府・中国国民は、昔からの中華思想で、プライドや
驕りが人一倍高く、どんなに自分たちに非があっても、絶対に認め
ないし、謝罪などはしない。
自分たちの都合で世界中の和を乱してしまうのだ。
だから中国人というのは、自分たちの国民同士と仲良くなれない。
つまり自国民同士を嫌っているのだ。


日本のマスコミは中国のマイナス面を報道しないが、これは72年
日中記者協定で、中国の悪い報道は差し控えることで、日本側も
認めてしまったからである。
(例外は産経新聞だけ)
08年冬の毒餃子事件では、実際に日本国民に危害が及んでしまっ
たという事実があるから、大々的に報道した。
しかし中国国内で起こっている犯罪や事故、デモ、汚職、環境問題、
貧富の格差等は、あくまでも向こうの事情だけだから、日本のTVや
新聞は報道したりしない。 内政干渉に過ぎないからだ。


経済については、中国自動車工業協会が発表した09年の中国の新
車販売台数は 前年比46.2%増の1364万台。
米国の約1043万台を抜き去り、初の世界一に立った。
このことから中国市場の魅力を伝えているが、とんでもない。
経済は不動産バブルに支えられており、こういった業種で一時的に
稼いだ一部の連中が買っているに過ぎない。
さらに国営企業で使う社用車については、政府から直接の補助金
出ており、企業の負担は極めて少ないのがホントのところだ。
ひょっとすると無償で新車を与えているにもかかわらず、販売台数に
カウントしている可能性もある。


さらに中国は世界最大の自動二輪車生産国、および消費国だ。
このことについて誰も言わないが、ナント中国では自動二輪車
運転については、免許は必要ない。

当然こういったことも消費の拡大に繋がっているのだが、ある意味で
呆れかえる話でもある。
自分や他人の死亡事故につながることは明明白白だ。
まったくもって法律的な整備がなされていないし、無秩序ともいえる
のが中国社会である。


現在日中の間で起きた尖閣諸島問題で、中国はレアアースの輸出
を事実上停止している。
しかし日本側のほうも、いつまでも中国の輸入や、レアアース自体
に頼っていると進歩はない。
すでに日本企業は一部のモーター技術で、脱レアアースを成功させ
ている。
こういった情報も中国大使館やスパイなどを通して、大陸の政府に
伝わっていることは間違いないだろう。


これから不動産バブル崩壊が本格化してくる中国は、ますます日本
依存に傾く。
しかし中国リスクを思い知った日本企業は、中国への投資には敏感
になり、代わりにインドやASEAN諸国に向かって行くのだ。



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