「日本国債」 の高い安全性 「金」「円」 と同じく世界一の信用力(1)

財務省の発表によれば、国債や借入金、政府短期証券を合計した
「国の借金」 が、9月末で過去最高の908兆円余りになったという。
6月末に900兆円の大台を突破したが、わずか3か月で5兆円余り
増えた。
よって、国民1人あたりの借金は約713万円に上ったというのだ。


日本の債務残高のGDP比を見れば、バブル真っ盛りの1990年
には59%程だったのが、98年には100%を突破。
翌年99年にはイタリアを抜いて、先進諸国では最悪となった。
そして09年にはついにGDP比で165%に達してしまった。
これは米国の85%、英国の69%を遥かに上回っている。


民主党菅総理も、先に行われた通常選挙前、
“日本が第2のギリシャになるのを防ぐ為に、消費税10%の議論
をしていくつもりである”
と発言し、日本の有権者を驚かせ、失望させたことは記憶に新しい。
この後で悲観論が一気に高まっていった。
そしてめでたく敗北してしまったのである。


実際菅総理も、こういう発言を選挙前にしたくなかったのだろうが、
米国のスパイ連中に強制され、仕方なく発言したというわけだ。
その代わりとして、高額なマネーが民主党の懐に入っていった。
こういったことから菅総理や仙石官房長官は、日本在住の米国スパ
イ団に操られてしまった。
自民党政権に戻したい米国が、カネをちらつかせ、消費税増税発言
をさせたというわけである。
これで一番迷惑を被ったのが、国民と小沢派の議員。
その後の代表選挙も米国の陰謀が働き、小沢一郎を葬った。
ネットでの支持投票と、マスコミの支持が正反対になっていたのが
大きな理由だ。


こういった報道も、官僚や米国が陰謀を働いて、マスコミに押しつ
けているのがわかる。
日本の弱さだけを必要以上にクローズアップし、粉飾していく報道
で、長年間違った内容を国民に洗脳させてきたのだ。
とにかくなぜ、日本政府の債務額を日本の人口で割るのか?
全く的が外れているとしか言いようがない。


書店で陳列されている、日本国破綻... などや、日本国債暴落...
といったタイトル本が目立つが、完全無視していい。
たとえ立ち読みでも価値がないと知るべきだ。
こういった著者は10年程前から同じことを書き続けているが、
一度たりとも当たったことがない。

センセーショナルなタイトルで消費者心理を掴み、印税を稼ぐだけの
魂胆なのだ。


日本国債が世界一信用力があることは、海外でも報道されており、
認められている。
GDP比100%を超えても・・150%を超えても・・ さらに今のように
165%になっても、長期債金利が世界最低水準を維持していると
いう事実をどう説明するのか?

貿易収支も一貫して黒字を続けている国が発行する国債が、どうし
て破綻するのか?


いまでも日本の長期金利の指標である、新発国債10年物の利回
りは1%前後を推移している。
こんな低金利にもかかわらず、世界中の投資家が日本国債を購入
しているのだ。
これはたとえ世界一低金利でも、日本の国債ほど安全な資産はな
いと世界中の投資家や金融機関が認めているからだ。
なぜ日本国債は世界一安全なのか?
その決定的な理由を明日追加していく。



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