「日本国債」 の高い安全性 「金」「円」 と同じく世界一の信用力(2)

日本国債はGDP比で165%。
これが欧米や新興国なら、とっくにデフォルトしている数字だ。
しかし日本国債はこんな状態でも国債利回りが跳ね上がるような
事態に陥っていない。
金利が今に上昇するぞ...!! という主張を繰り返す人が多いが、
そのような指摘はいまだに実現していない。 なぜだろうか?
とにかくこういうエコノミスト達は、大ボケ評論家であるということ
だけはハッキリしている。


なぜ日本国債は世界一安全なのか?
細かいものまで集めるとキリがないが、主要な事実だけを掲載し
ていく。


◎ 国内の投資家が、日本国債を95%保有している。
◎ 国民の個人金融資産(主に預貯金)が、ズバ抜けて高い。
◎ 日本は世界最大の債権国家である。
◎ 日本国民という信用力。
◎ 通貨 「日本円」 に実力がある。


個人金融総資産では世界2位だが、預貯金といった、今日・明日
にでも引き出せる現金資産額は、紛れもなく世界1位だ。
ちなみに日本は800兆円強、米国は600兆円弱。
ドイツは236兆円、英国は174兆円、フランスは147兆円程度
である。


さらに日本円に実力があることも、疑いの余地はない。
個人資産だけでなく、技術力も世界のトップ。
将来性のある環境関連技術においては、他国を寄せ付けない。
もちろん将来性については技術だけではない。
日本円という通貨も、今後はジワジワ上昇していくのは明らか。
そもそも日本国民の信用性も抜群だ。
どんなことでも、“借りた金は返す努力をする” といった国民性は
世界の人が知っている。


平気で貸し倒れをさせたり、契約書を破棄するような中国人では
ないし、平気でデフォルトするロシアやアルゼンチンとは違う。
そして今回の金融危機の引き金を引いた米国のように、どんなに
間違いを犯し、迷惑をかけても謝罪すらしようとしない。
米国のデフォルトも2年後にやってくるのは事実。
(すでに半分は破綻状態に陥っているのも事実)


何度も言おう。 仮に日本が破綻する事態が来るとなれば、せい
ぜい世界で200番目に訪れるだろう。
言い忘れたが、輸出の割合も世界で最も低い国のひとつである。
最近の円高になっても、企業は最高益を出すまでになっている。
株価も以前ほど敏感になっていない。
とにかくマスコミのウソ報道を直接信じることなく、ほんのちょっと
だけ考えてみれば、全然理解できる話なのである。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者