北朝鮮 ウラン濃縮問題 遠心分離機の稼働報道は大ウソの可能性(1)

今、日本や韓国で、北朝鮮が低濃縮ウランの生産を始めたとの報道
がされている。


このたび同国内で、大型ウラン濃縮施設を視察したという、ヘッカー
ロスアラモス国立研究所所長の報告などの説明から、前原外相と
米国のボズワース北朝鮮担当特別代表で、北朝鮮の挑発は国連決
議違反との認識で同調したという。


そして菅首相も記者団に対し、「北朝鮮核兵器開発は絶対に認め
られない。米国や他の国々としっかり連携して対応したい」 と語った
ようだ。
これこそ日本政府と米国政府、そして韓国政府、はたまた北朝鮮
一緒にタッグを組んだ陰謀説のような気がしてならない。


北朝鮮の核施設で、2千台の遠心分離機を稼働させている”....
といった情報は、当の国立研究所長が語った話でしかないわけだし、
そもそも確証がとれる映像なんて入手できていない。
北朝鮮上空から撮影された衛星写真からは、工場らしき建物は映っ
ているが、それが本当の核施設であるという証拠もない。
一体全体マスコミ連中は、何を証拠にお茶の間に流しているのか?


今回も言うまでもない。
政治的な陰謀から北朝鮮の恐怖を駆り立てているだけなのである。
マスコミ各社の報道の仕方は、まさに犯罪行動に等しい。
11月上旬に日本政府である民主党が、日本国内にある朝鮮学校
授業料無償化を決定したことから、実にタイミングが良い陰謀のよう
に思えないだろうか?


繰り返すが、北朝鮮ナンバー2の金永南は、米国のCIAと深くつな
がっていることは過去に何度となく紹介した。
これまで北朝鮮のノドンやテポドンの発射や、核実験といった度重
なる挑発行為にもかかわらず、米国は北朝鮮に対して本気で制裁を
出したことなんて一度もない。


マカオにある銀行に、北朝鮮口座を凍結したという報道が数年前に
あった。
その後その銀行は悪い評判が一気に広まり、破綻してしまったが、
その処理について、米国が面倒をみて支援していったことも考えら
れる。
そもそも北朝鮮最大の援助国は米国なのだ。
これまで幾度となく食糧や医薬品援助を実施しているのが理由だ。


新聞やTVなどからは、北朝鮮核兵器保有しているという定説
を流してきたが、そもそも本当に核を持っているのかどうかは疑わ
しいのである。
まず、マスコミだけの報道だけだから証拠がないのだ。
テポドンテポドン2の発射については、きちんと報道したことから
間違いないだろうが、核保有や開発については政治的なガセネタの
可能性も否定できないのだ。


また衛星写真からは、武器や核を積んだトラックが関連施設に入っ
ていったことから、北朝鮮の恐怖を無闇に煽っているが、これも単な
米朝による陰謀説の可能性だって否定できない。
北朝鮮政府は、世界中が衛星を使って自分たちの軍事施設や活動
を観察していることくらい、重々承知している。

だから米国と手を組んで、ヘタな芝居をやって、日本や韓国に対し、
余計な恐怖感を植え付けるくらい、朝メシ前なのだ。


今の国際情勢下では、北朝鮮を攻撃する国なんて無いのだ。
また北朝鮮が本気で攻撃する国なんてのも無い。
いや、米国や日本、韓国があるではないか・・・と思っている人も多
いであろう。
しかし米国は食糧援助をしているし、日本や韓国に対しても、中国
の許可がないと攻撃はできない。

こういった基本的な事実をマスコミは報道しないから、国民は北朝
鮮が恐ろしいという根拠のない事実を洗脳されているのだ。
ではなぜマスコミは、こういった悪戯な報道をするのか?
次回のブログで説明していきたい。



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