米国債 12月の世界各国保有残高 ロシア、フランス等が一定売却

米国財務省が15日に発表した、2010年12月の各国による
米国債保有残高によると、1位の中国が40億ドル減らし、2位の
日本が60億ドル強増やした。


大幅に買い増しした国はシンガポール
前月から100億ドル強増やし、701億ドルに達した。
また3位の英国も300億ドル弱も増加させ、5413億ドル。
英国はこの1年間ずっと買い増ししている。
スウェーデンも額自体は小さいが、10%程度増加させている。


反対に大幅売却した国は上位から順に、ロシア、アイルランド
韓国、エジプト、フランスだ。
経済的な危機国ばかりだ。
エジプトの米国債保有は過去1年、ずっと右肩上がりだった。
先日まで反政府デモが起きたばかりだが、もしかしたら減らされ
米国債によって、当米国から政治的な報復措置があったのかも
しれない。
4位のブラジルも若干売却した。


とにかく日本は菅直人内閣が続く限り、こういった米国債をこれか
らも買い続けるだろう。

情けないことだが、ほぼ確実な情勢だ。
タイミング良く、最小限のリスクで売り抜けることをすればいいが、
そのまま大切な税金や資産を放置し、ズルズルと数十兆円もの
マネーを溝に捨てる可能性もあり得る。
残念ながら菅直人政権と米国は一蓮托生の運命になる。
今年になっても米国の金融機関崩壊も増加を続けている。
次回のブログで紹介していきたい。



 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者