北朝鮮 核実験 ミサイル問題 マスゴミが伝える金正日の誕生日(1)

韓国聯合ニュースは韓国政府の話として、北朝鮮が過去2度の核実
験を実施した北東部で、数本の地下坑道を新たに掘削したと報じた。
米韓情報当局が確認したとしており、
「3度目の核実験を準備している明白な証拠」 だと分析している。
人工衛星から観察した結果、こういった不穏な動きが出てきたことで
の報道だろう。


北朝鮮が自国領土内で核実験をすることは大いに結構だ。
ミサイルや砲撃といったことより、他国に直接迷惑を及ばせるよりは
全然マシだと思う。
筆者は過去何度も掲載したが、北朝鮮に戦争できる能力なんてない。
自国で生産される石油はゼロ。世界最貧国の国がまともに戦おうと
考えること自体、おかしいと思わなければならない。
だが挑発行為はこれからもやらかすであろう。


とにかく冷戦が終了し、政治的にも経済的にも深い結びつきが定着
している為、日本や米国を怒らせることは、友好国の中国やロシアに
とっても経済的に決して有益ではない。
当然無益に決まっている。
しかももっと困ったことに、メディアによる北朝鮮情報は日本や韓国の
国民に対して、意図的な恐怖心を煽るために報道しているという点だ。
つまり政治的な思惑と陰謀が渦巻いているのである。


世界で経済的に最も貧しく、日本や韓国とは敵対国、普通に考えて
も北が自国内でどうなろうが、大きな影響なんて及んでくるハズがな
いのだ。
それなのに北のトップの誕生日を必ず毎年、日本のTVが報道したり、
国民の飢餓映像を流したりする。
これだけではない。テポドン発射の成功映像を繰り返し出す。
そして後継者問題についてもわざわざ伝える。
またトップの健康不安説も流す始末。
普通に考えれば絶対におかしいと思うはずだ。
日本と友好国の国の報道なら理解できるが、なぜ北朝鮮の報道を何
でもかんでも報道しなければならないのか?


筆者も何度も繰り返して申し訳ないが、理由は北朝鮮と米国両国が
実質的に深く結びついているからだ。
北朝鮮に対する経済援助も米国がトップクラス。
しかも北のナンバー2(金永南)と米国CIAが裏で繋がっている点。
日本が反対したにも関わらず、テロ支援指定国家の解除を決めると
いった裏切り行動を平気でとってきたことも大きい。
本来なら拉致問題を抱えており、平壌の官邸だけでも攻撃を依頼し
ても良さそうなものだが、旧自民党政権はコレッポッチも要求してこ
なかった。


こういった点が存在しているにも関わらず、ほとんどの日本国民は
報道された内容をそのまま信じている人が多い。
今の報道ばかり受け止め、過去にあった事件などは忘れている人も
多い。 非常に残念なことである。
これからはメディアリテラシーを日頃からちゃんと身につけて欲し
いと願う。


北朝鮮報道は、なぜかいつも忘れた頃にやってくる。
しかしそこにはタイミング的に共通点がある。
必ずといっていいほど、日本や韓国の政治不安が広まっていく時期
や世界的に反米主義などが台頭した時である。
今まさに中東やアフリカで親米政権国家がデモに陥っている。
リビアは例外だが、今後はアジアの注目国にジワジワ広がろうとし
ているのだ。


こういったこれまでの世界情勢が、ガラッと変化することを望んでい
ない国がいる。
もはや言うまでもない、それが米国だ。
次回のブログで過去に起きた事件を含め、述べていきたい。



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