北朝鮮 核実験 ミサイル問題 マスゴミが伝える金正日の誕生日(2)

2010年11月23日、北朝鮮が韓国の領土とされている延坪島
突然砲撃した。
民間人の死者が4人出てしまい、韓国大統領も武力行使を辞さない
ことをハッキリ伝え、ついに両国は極めて緊張した状況になった。
今さら事実をブログで書くまでもないだろう。


とにかく北朝鮮による非戦闘員への攻撃は休戦協定以来初めて。
一般住民の居住地を狙って、約170発の砲弾を撃ち込んだという
事実は世界中が動揺した。
この事件から日本のメディアも含めて、北の狙いは2つあるだろうと
いう報道を流した。


1つ目は、北朝鮮が息子に政権移譲を進めていることから、この新
体制を内外に示そうと、実力行使に出たというもの。
2つ目は、米国の目を自国に向けさせるという目的。
米国を交渉の場に向けさせるため、無視されている状況を打破する
ために、わざわざ危機を演出したというものだ。


普通に考えて、こんなことで解決できる手段ではない。
いくら幼稚で常識とかけ離れている北朝鮮でも、ちゃんと生活でき
ている北の首脳達がこんなことを勝手に演出するわけがない。
語弊があるかもしれないが、北の役人達は一般国民のように飢餓状
態ではないのだ。
ちゃんと頭も回転できているし、それなりの常識を持っていると考え
ていい。


身内から出る新体制であるのに、砲撃によって世界中から理解を得
られるだろうと誰が考えるか。
また米国の交渉手段理由についてもおかしい。
普通なら米国はいつでも好きな時に北と交渉できている。
日本や韓国も、“交渉して欲しくない” と言ったことはない。
北が挑発しなくなることは、日韓にとってありがたいことなのだ。
なのになぜ暴発によって、テーブルにつかそうと思うのか。


北朝鮮と国交がない国は日本や韓国、フランス、米国、イスラエル
それとアルゼンチンをはじめとした一部の南米諸国。
少なくとも世界百数十カ国と国交がある。
こういった国が上記の2例のために、砲撃といった暴力で解決する
といった方法を勝手に思いつくわけがない。


しかし事件は真実である。 実際に犠牲者も出ている。
島民の不安や危機感も一挙に最高潮に達した。
なぜこういった悲劇を生んでしまったのだろうか?
やはり軍事力で広く影響を行使したい米国の思惑が働いている
今回核実験が行われるのでは・・・という報道については、デモの
要素が大きかったのだろう。
北朝鮮にしても中国にしても、日本や韓国を脅かす国の崩壊を望ん
でいないということだ。
北朝鮮チュニジアやエジプトのようになってほしくないのだ。


極東地域での米軍の存在を未来永劫保持させたいために、米軍が
北に対して密かに要求したものであろう。
米国は昔から日韓という友好国に対して、裏でこんなヒドイことを企
んでいたのだ。
当然のこと今にはじまったことではない。
日本の旧自民党政権から続いてきたことだ。
自民党議員もこんなことは重々知っていたが、あえてメディアと組
んでウラ情報を報道しなかっただけである

しかし小沢一郎のように、こういったことは許さん! と、知っていた
議員もいたことも事実。 だから自民党を離脱したのだ。
このことが今でもマスコミから攻撃されている理由の一つだ。
ある意味で悲しいことであるし、腹立たしいことでもある。


話を元に戻そう。
北朝鮮の今の今は、新聞やTVの報道だけではわからない。
もちろん昔のこともそうであるかもしれない。
書店で幾つかの本をサラッと立ち読みしても、どうも物足りない。
再び語弊があるが、全然面白くないし、具体性もカケラもない。
新聞やTVの報道を単純に引きのばして書いているような感じだ。
人工衛星から日頃北朝鮮を監視していることは事実だろうが、この
点は当の北朝鮮も自国を監視されていることは十分知っている。


経済関係ならまだ素直だが、政治的な問題となると、韓国や北朝
鮮の真実を報道とは逆に受け止めることがポイントだ。
常に批判的な姿勢で考えたほうがいい。
TVや新聞の報道をそのまま信じないことが、理解できる最良の手
段である。
マスコミは政治家と官僚と組んで、いつも何かを隠しているからだ
安易な思い込みは恐ろしいのである。
今日や明日からでもいい。
今後北朝鮮報道が出てきたら、これまでの外交関係やニュース等
を一度振り返り、まずは疑問点から出発して欲しい。


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